ビーチグラス,シーグラス,どちらが正しい表記なのか。ウイキペディアでは「シーグラス」が項目名になっていたので,以後はそれで統一します。海岸や河原で拾える,摩耗したガラスのかけらのことです。
昔からの読者の皆さまなら,私が海岸に出るたびに拾っていたのを憶えておいででしょうか。はい想像してください,おっさんがふんふん言いながら海辺でビーチグラスを拾っている図を …… 妖怪だよ,ほぼ。
さて茨城は日立の初崎海岸。そう昨年「高温石英」を求めて私が出没した浜です。ここで砂を採取して高温石英を選り分けていると,色とりどりのシーグラスが目についてしまいました。
透明な高温石英にちょっと混ぜたら良い色味になるな,とやってみたらそこそこキレイで,ブログでもご紹介したものです。
最近その初崎海岸に出るたびにシーグラスを拾う方々にお会いします。ひょっとしてここ,有名になりつつある? 私のせいじゃないよね? そういうのは久慈川メノウで随分地元に迷惑かけたので。
いや実は私も,ここのシーグラスが楽しみではあるのです。小さく摩耗したザラメ以下の大きさのが多いけど,色がとにかく多様なので。赤,青,緑,黄,薄紫,茶,黒。集めると本当に宝石箱みたいです。
ネットの写真検索で「シーグラス」を引くと,海岸の砂の大部分がシーグラス,てな所もあるようなのですが,これ本当だろうか? 初崎海岸はそんなのに遠く及ばないので,期待して来ちゃだめですよ。まずは皆さんのお近くの海で探してみるのがよろしいかと。
拾い物ネタならなんぼでも出るなあ,わし。
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